アメリカの入居型高齢者介護施設にて集団感染が発生

新型コロナウイルス

アメリカの疾病管理予防センター(通称CDC)よりアメリカ合衆国で発生した集団感染のレポートが公開されています。
ワシントン州キング郡の入居型の施設で感染が確認された後に複数の施設へと感染が広がっていることが確認されました。
入居型感染についての情報は非常に少ないので、日本の施設としても参考に出来る点があるかも
しれません。
レポートより要点を引用します。

アメリカ疾病予防管理センター( https://www.cdc.gov/

経過

2月中旬

症状の発症が確認される

発熱と呼吸器疾患の集団感染が見られ、インフルエンザの検査を入居者全員に行うも陰性

2月24日

最初の感染確認者となる方が入院

年齢:73歳
性別:女性
病歴:冠動脈疾患、糖尿病、肥満、慢性腎疾患、高血圧、うっ血性心不全

症状:39.6℃の発熱、頻脈、呼吸器の悪化、低酸素血症により入院

2月25日

最初の感染確認者となる方の容体悪化

人工呼吸器を装着、ウイルス検査実施

2月28日

最初の感染確認

新型コロナウイルス「陽性」確認。

3月2日

最初の感染確認者死亡

死亡

3月5日

確認された最後の発症

居住者と職員を合わせた中で最後の発症が確認された。

現状

入居者130名の内、81名が感染、その中の22名が亡くなる。
※入居者の56.8%が入院、27.2%が亡くなる

訪問者の14名が感染、1名が亡くなる。
※全体数不明だが、訪問者の35.7%が入院7.1%が亡くなる


職員の34名が感染、死者無し。。
※感染が確認された職員の5.9%が入院

まとめ

アメリカとは医療事情が異なるため単純には比較できません。
しかし、恐ろしいほどの感染率と死亡率です。
WHOの予想通りとはいえ、間違いなく非常事態といえるでしょう。
そしてこの施設だけではなく、他の施設へと感染が広がってしまいました。

レポートでは感染症対策の不慣れさと、対策事項を順守しなかったことが指摘されています。

CDCによると
・発症後も勤務を続けていた職員がいた。
・複数の施設で勤務していた職員がいた。

この2点が感染拡大の原因になったと結論付けています。

新型コロナウイルスに感染しないことは不可能な事態です。
感染したことを責めることなく、感染拡大を防ぎ、ご利用者様を守りましょう。

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