6月6日(月)
優先接種除外では無く、完全に職種として対象外
厚生労働省が接種の対象としたのは
1.60歳以上
2.18歳以上60歳未満の基礎疾患 or 重症化リスクの高い方
です。
介護職員を対象とする接種はありません。
※上記1か2の条件に当てはまる介護職員は受けられます。
この介護職員除外については、
・接種の半強制的状態の終了を安堵
・ご利用者様への感染を心配
・クラスター時の対応による2次感染の可能性
・高齢者優遇で現場の切り捨て
など様々な意見があります。
しかし、まずここで考えることは4回目接種の効果です。
それによりこの意見が全く変わります。
4回目接種は効果ありだけど、国策としては微妙なのは事実
厚生労働省の新型コロナワクチンQ&A
「なぜ、追加(4回目)接種が必要なのですか。」
(https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0128.html)
この下部による参考資料にデータがあります
「新型コロナワクチンの4回目接種の有効性、安全性等(第32回 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より抜粋)」
4回目の感染予防効果 :3回目接種より約4~9%高い
4回目の重症化予防効果:3回目接種より約11~14%高い
効果ある!と思ったのですが、国が全額負担する政策として微妙なのも事実。
さらに、このデータも現時点でしかありません。
この先も様々な亜種が出てきます。
ある意味、初期型ワクチンを延長して戦い続けているのが今。
アメリカのCDC(疾病対策センター)なども
現在のワクチンは重症化予防に使い、
次世代型ワクチンを待った方が良いという意見を出していました。
(次世代型ワクチンが日本に来る?開発されるかは分かりません)
まとめ
希望としては
接種を希望する職員には打たせて欲しい。
一択ですね。
私としては自分に出来る範囲の努力はさせて欲しいのです。
人が亡くなった時にああすれば良かったと後悔した経験がある人は多いでしょうが、
日常的に人が亡くなる現場で更に悩むことは辛いです。
慣れずに割り切れないタイプの人は「最善を尽くした」と自分をできるだけ納得させないと持ちません。持ちませんでした。
ワクチン廃棄も相次ぎ、国が自治体とワクチン数量を上手くコントロールすれば希望者に打てるんじゃないかと邪推してしまう今日この頃。
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