※このホームぺージにはアフィリエイト広告を利用していますのでご注意ください。

【気になる介護ニュース】福祉避難所不足というか、まだまだ対応が行き届かない【地域での連携では対応不可能な大災害】

ニュース

1月10日(水)

支援が整い始め、避難所の環境も改善されつつあるようですが、
福祉避難所不足が表面化してきました。

要介護者の方の受け入れには当然高齢者施設が設備的にも向いていますが、
被害が市単位で大規模だったために近隣施設での助け合いができません。
少人数で効率的な運営を目指す日本の介護は、
いざという時の余剰マンパワーがどんどん減ってます。

行政が福祉避難所を開設したくても人がいません。

避難者受け入れ経験談

私も東日本大震災の際には介護が必要な避難者の方を受け入れたことがありますが、
避難者の方の介護は非常に大変です。

避難者の方が悪いわけではなく、
通常のご利用者様なら情報を集め、打ち合わせてご利用されるところを、
ほぼ全てすっ飛ばすことになるのです。

ご本人様や主介護者の方による緊急な受け入れは日常でもありますが、
最低限の情報はあります(情報の間違いが少ないとは言いません)

災害の避難者の方は情報をくれる関係者も被災しているので、
詳細な情報はまずありませんし、情報のやり取りも困難でした。

それでも対応可能だったのは、
・効率化が進んでおらず、更には人件費も安いので職員が今と比べると多かった。
・被害が一切ない地域で、職員の負担増は最小限だった。
と言うシンプルな理由。

被災地域での福祉避難所や介護は、
自分の環境を整える前に連続勤務となりがちでストレスが非常にかかります。
せめてトイレや物資不足などに苦しむことないことを、
実現できるように日ごろから備えたいですが予算がありません。

コメント