感染を疑われる、感染しているんじゃないかと気になる人々が急速に増加しています。
政府としては症状が軽い間は自宅待機とのことですが、同居している人が居る場合は心配です。
出来る限り、自宅内で感染を広げない方法を考えてみましょう。
事前準備
・全員外出不可状態に備えて調理が簡単な食料(レトルト食品、冷凍食品、缶詰)
・使い捨て紙食器
・水分補給のスポーツ飲料
・マスク、使い捨てビニール手袋の防護用品
・キッチンハイター等の消毒薬品
感染疑い者の対応
基本的にインフルエンザと同じ対応になりますが、ウイルスの生態が不明な現状では
消毒等の念には念を入れた丁寧な対応が必要となります。
部屋
部屋を暖かくして、乾燥させない

基本中の基本ですが体が冷えないように暖房を使い、加湿器などで湿度も保ちます。
加湿器が無ければ水を張った洗面器でもOKです。
換気を行う

窓を開けて外の空気と入れ替えましょう。現時点では空気感染しないと言われていますので
遠慮せずに換気を行い清潔な空気と入れ替えましょう。
同居人と接触する恐れがある場合はマスク

食事の差し入れや、ゴミ捨などの看病してくれる人と接触する恐れがある場合には、
必ずマスクをつけましょう。咳や唾などの感染力はあなどれません。
風呂
毎日が大変ならば数日おきで入浴

浴室自体は菌が残りにくい場所ですが、脱衣所なども使用後は消毒が必要です。
2、3日に1回程度にとどめて、清拭(体をふく)だけでも良いかもしれません。
食事
洗い物は出さない

食器を洗う際にも感染の可能性があります。
同居の家族に差し入れてもらう場合は、使い捨ての容器を使いましょう。
水分補給、栄養の補充はキチンと

同居人にうつしたくないからといって、水分補給や栄養補給を怠ると自分の命に関わります。
感染者が治療薬では無く、対処療法で改善していることから人体の自然治癒力で対応できるのでしょう。治癒力を落とさないことが大事です。
トイレ
トイレは感染の温床となりやすいので、出来れば分けて対応

トイレが2つ以上あれば、使用者を分けて対応します。
トイレが1つしかないのであれば、出来るだけ感染リスクを下げて利用しましょう。
・トイレットペーパーは事前に巻いたものを用意しておく(ペーパーホルダーに触らない)
・サニタリーボックス(ゴミ箱)も分ける。
※携帯トイレでは室内の衛生状況が悪化し、最悪の事態も招きかねないと判断しました。
同居家族の対応
看病する人は限定する

医師や看護師の感染も報道されていますが、感染していない方の方が非常に多いです。
持ち回りで看病しては感染のリスクが高まるだけです。出来れば1人に限定しましょう
接触する際、物に触れる際はマスクと手袋

感染疑いの人と接触する際や、物を差し入れたり出す場合は必ずマスクと手袋をしましょう。
マスクの入手は厳しくなっていますが、出来る限り1回ごとにマスクと手袋を捨てて下さい。
使用後には消毒

消毒を行うことも看病する人の役割となります。マスクと手袋を着用して消毒してください。
消毒後には手をよく洗うことも忘れずに。
ゴミ袋に入れるまでが感染防止

ゴミ袋は2重にして廃棄しましょう。
2重にすることで、ゴミ袋破損による落下や中身の飛び出しを防ぐことが出来ます。
まとめ
最大限気を付けた対応を考えてみましたが、基本的にはここまでやる必要はありません。
ただし、高齢者や喘息、心臓病などの基礎疾患を持つ同居の方がいらっしゃる場合はこれくらいの
対応が必要となるでしょう。
また、ホテルや親族宅に一時世話になることはお勧めしません。すでに同居の方も感染している可能性があり、ある意味では故意に広めて罪に問われる恐れがあります。
コメント