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施設で出来る新型コロナウイルスによる子供自宅待機対応

新型コロナウイルス

今回の新型コロナウイルスにより小中高でほぼ休校となります。
政府としては有給休暇の使用を求めているようですが、福祉施設では簡単に業務を縮小できず
通常通りの営業が求められています。
福祉施設として「留守番に不慣れな子供を心配して勤務できなくなる職員を出来る限り減らす
ための対応を考えてみました。

前提条件として最低限のルールが守れる子供である

・知らない人が訪ねてきてもドアを開けない。
・火は使わない。
・ベランダには出ない。
・電話に出ない
上記は一例ですが、例え宿題を終わらせないで遊んでいたり部屋を汚していてもいいですが
(本当は腹が立って良くないです)危険なことをしないというルールを守ることです。

この前提を満たさない子供に留守番はまだ早いです。

身内や友人、キッズシッターに対応してもらいましょう。

施設としての対応

休憩時間の変更、拡大

お昼の時間帯の例を挙げると通常12:00~13:00の休憩時間を、12:00~13:30などに
拡大したり、11:00~12:00に変更することです。

子供の留守番と言えば火や水の事故が心配ですね。
食事の時間や入浴の時間などに家に帰ることが出来れば、火や水の心配は減ります。
長距離通勤の方は難しいでしょうが、近くの職員ならば2時間休憩を貰えれば色々できますね。
※以前の職場ではインフルエンザの学校閉鎖時に同様の対応を取っていました。

子供から勤務先への連絡を許可

介護職員は基本的に勤務中は携帯電話を所持していません。
そのため家族からの連絡は職場に直接することとなり、ハードルが高いです。
そもそも緊急時以外は職場に直接連絡は入れないものですが、
制限を緩和して気軽にとは言いませんが、困ったことがあれば連絡しても良いことにすれば
職員も安心して勤務できるでしょう。

ゲスト用無線LAN(wifi)の開放

現在の介護施設では多くの電子機器が動いており、無線LANを使用している施設がほとんどです。
しかし、基本的には業務のみに使用しています。
(ウイルス対策や個人上保護のため勝手に使うことは懲戒の対象となると考えて下さい)

現在の無線LANの親機にはゲスト機能が付いてあるものが多く、限定的なwifiを開放できます。
開放することにより職員も通信料を気にすることなくLine等の電話が使えるようになるのです。
子供の様子やWEBカメラやテレビ電話で確認してもらえば不安もやわらぐでしょう。
※通信の内容を施設は確認できませんが、通信先は把握できます。違法、不正な利用は厳禁です。

しわ寄せが行く職員への配慮

子供のために業務に支障をきたすことは、ある意味職員個人の問題とも言えます。
そのため、子供がいるけれど業務をこなす職員と子供のためということで業務に穴をあける職員や
子供が居ない職員などの感情的な対立も普段からあるのですが、今回の件は長期間にわたるため
その溝を拡大する恐れがあります。

みんな仲良くは絵空事ですが、不満を抱く方への対処も早めに行いましょう。

まとめ

子供だけの留守番は食事はもちろんですが、
一番の心配事は子供の安全です。
施設としても無理な出勤を強要するのではなく、お互いに譲れることは譲り合って
施設の維持と子供の安全の両立を目指しましょう。
現在では福祉施設は社会の重要な基盤となっているため、機能不全に陥ることは許されません。
皆様の参考になれば幸いです。

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