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施設に入れるは酷いこと?

施設について

最近は介護施設のイメージも良くなってきましたが、
今でも姥捨て山うばすてやまだと思っている方がいらっしゃいます。
施設に入れることは酷いこと、家族を捨てることなのでしょうか?
答えは違います。

家族が家族として生きるために使う施設なのです。

今回は
通所施設:日帰りの施設。デイサービス、デイケアセンター等。
入所施設:泊りの施設。老人保健施設。特別養護老人ホーム等。
上記を考慮した上での説明になります。

良い点

介護疲れによる関係悪化の防止。

TVや本などで「笑顔で介護!」などの見出しを付けている物もありますが、
ごく一部の事例です。
昔は介護が必要になっても寿命が短かったのですが、
現在は介護が必要な期間が長くなり、
認知症になっても身体の動きには問題が無い場合が多いです。
何十年も介護を続ける、どこに行くかわからない方を見守り続ける等は


心身ともに疲弊し家族の絆を壊すことさえもあるのです。

適切な体調の管理・記録

施設では体調の管理を行います。
血圧・脈拍・顔色・食事量・身体機能の記録を残しているので、
体調不良の原因特定にも役立ちます。

医療の適切な処置、アドバイス

もちろん診断はお医者様のお仕事ですが、
自宅では難しい処置も看護師が行える場合があります。
特に老々介護(高齢者による介護)では適切な処置ができず、
状態を悪化させてしまうことがあるのでプロの目が入ることは重要です。

コミュニケーションの増加

こちらは個人差が大きいのですが、
集団生活を行うことになるので自宅で過ごすよりも脳の刺激になります。
ただし、集団生活がストレスになる方やベッドから動けない方はこの項目に当てはまりません。

運動不足の解消

施設では運動を取り入れていることが多く、
毎日の運動を行います。
自宅では動かなかった方も皆でやっていると運動する方も多いです。

悪い点

料金がかかる

公的な施設ならば現在は毎月40歳以上が支払っている介護保険料等で、
国がほぼ9割の基本的な料金を出してくれます。
食費などは完全にお客様が負担しなければなりません。
自宅にいるよりは短期的な目線では確実に費用がかかります

ご近所様の目?

こちらは良く言われるのですが、気にしなくても良いと思います。
田舎だと「あそこの嫁は義理親の面倒も見ないで・・・」などのイメージがありましたが、
田舎イコール高齢化率が高く、介護の苦労を知っている方も多いので

今は施設があって良い時代になった

あそこの施設は良い所だと、近所の人に紹介されて見に来た」等、

普通に受け入れられていました。

親族

今は親族が問題になることが多いです。

親族への事前報告は必ず必要です。


介護の事情が分からない親族ほど口を出してきます。
人手も、物も、金も出さないけど口は出す方が一番厄介やっかいです。

事前に費用面、緊急連絡先なども決めましょう。

後々揉めることがなく、精神的に楽になります。

まとめ

施設の利用にはご本人様にも家族・親族にもメリットがたくさんあります。

費用で問題が無ければぜひ利用しましょう。




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