2019年10月より消費税が増税されました。
それにより様々な費用の値上げが多くの施設で行われております。
さらに介護報酬の改定も同月に行われておりました。
こちらは介護報酬に今回の増税分の値上げを加えることを主としたものですが、
完全に消費増税に対応するものではありません。
また介護職に対する賃金の改善を目指した新しい特定処遇改善も開始されています。
こちらは必ずでは無く、施設の取り組み次第です。
ほぼ全ての施設は真面目に運営されています。
しかし、毎年請求を水増しするなどして摘発される施設があることも間違いありません。
請求をしっかり確認することは、良い施設であるかを確認する確かな手段です。
チェックポイント
項目が増えていないか
9月の請求書と比べてみて内訳の項目は増えていませんか?
また、増えていたとしたらそのことについて事前にお知らせがあったか確認しましょう。
こっそりオプションサービスが追加されている可能性があります。
費用単価の変わっていないか・説明通りか
単価が変わる際は必ず事前に説明があります。
また、多くの施設は説明と同時に同意も貰っているでしょう。
単価が変わっていないか、説明された単価で請求が来ているかをしっかり確認しましょう。
そもそも請求書の内容があっているかどうか
介護業界のみならず、軽率減税などもありこの時期の事務作業は非常に混乱しているようです。
特に手作業で請求書を作っている施設ではその精度も心配なります。
ご利用状況にあった請求書かどうかよく確認しましょう。
書類が沢山あるかも
事務処理が追い付かなかった施設は、請求書と同時に10月よりの変更点を送付する所もあるそうです。
しばらく増税は無いでしょうし、しっかり読んで保管しましょう。
まとめ
お金は単純ですが非常にデリケートな問題です。
問題の有無やその後の対応は施設の質が問われますので注視しください。
2019年10月利用分の請求は良い試金石となるでしょう。
最後に、現場にいる職員は請求について全く知らないことがほとんどです。
もちろん疑問点は職員に聞いてくださって構いませんが、即答出来ないことが多いでしょう。
むしろ、誤った回答をしてしまうと大問題になるので回答が禁止されている施設もあります。
申し訳ありませんが、事務や管理者からの回答をお待ちください。
以上、現場から言い訳の予防線でした。
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