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【気になる介護?ニュース】大津市消防局が高齢者福祉施設の火事対応訓練動画を公開

ニュース

10月9日(土)

滋賀県大津市の大津市消防局が「高齢者福祉施設訓練動画」を公開しています。

感染症対策のため、人の出入りを抑えているため救急訓練や火災訓練が書面上だけ効果的に出来ていない施設もあるでしょう。

凄く丁寧に作られていて、ためになる点もありました。

PHASE 1 事前協議

消防側からのお話は面白いです。
火災からの安全な避難場所が、認知症のご利用者様には危険な階段やバルコニーになっているので、そこは施設ごとに判断しましょう。というか決まってますよね?

PHASE 2 搬送法

最初のボディメカニクスに関しては、介護職の方はほぼ知っているでしょう。
ご利用者様を支えることに関しては同じようにプロですから。

しかし、流石にご利用者様を引きずる方法は知りませんでした。
介護では絶対にやってはいけないことですから。
むしろ経験豊富な方ほど、緊急事態でも思いつけなくなってしまうかもしれませんね。
そのままベッドから引きずる、シーツの上に乗せたままベッドから引きずるは覚えておきます。
※1人が初期消火や通報と階段やバルコニー等の避難場所の見守りを行う場合、40~50人を1人で安全な場所に可能性もあるはず

PHASE 3 実践

2人宿直で、対応が限られてしまう状況を想定しています。
思ったより現実的で笑えて、笑えない。

まとめ

火災に訓練に対する習熟度は、経験上は職員によって天とマリアナ海溝ぐらいの差があります。
これは常に少人数で多数をみるしかない現代介護施設でよくあることです。
研修の参加人数は加算のために必要ですが、火災訓練に人数が必要無いのです(地域差あるかも)
出来る限り未経験の人にやってもらうようにしているでしょうが、夜勤専門の方などは出来ない場合も・・・

出来れば多くの職員が出席する他の研修後でも、この動画を見て自分の施設に当てはめて考える機会を作りたいですね

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