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【気になる介護ニュース】大雨の時機到来、災害対策マニュアルは大丈夫?【非現実的な対策】

ニュース

5月27日(月)

備えあれば憂いなし。
と言いますが、実際の災害時の場合は憂い(思い通りにならない)無しとはいきません。
でも、
大幅に被害を軽減することは出来るかもしれません。

施設によっては災害時の対策が、
対策を提出するために作られた非現実的な対策
であることも多いのが現実です。

ご利用者様はもちろん、職員の命を守るためにも現実的な対策を取りましょう。
以下には私の経験上ヤバいと思った災害対策を上げておきます。

非現実的で即改善が必要な災害対策

あいまいな判断基準

「管理者が危険と判断した場合」など、明確な基準が定まっていなものは害悪でしかありません。
「危険を自らの判断で過小評価した場合は手遅れだからです」
気象庁や市町村が発する警戒レベルに応じて、
自動的に対応をスタートすることが大事です。

※もちろん周辺状況に応じてスタートを早める権限はあったほうがいいですね。

高齢者等避難が出てから、初めて動く

「警戒レベル3、高齢者等避難」が出されてから初めて動き出す。これもいけません。
高齢者等避難はあくまでも個人向けです。
これが出てから慌てて動いては、
ご利用者様と職員の数によっては間に合いません。

台風などが近づいている際は、事前に対応を確認・周知が必要です。
特にハザードマップの危険な立地の施設は大雨や洪水の注意報から警戒が必要でしょう。

想定される浸水よりも低い位置に備蓄物資がある

「1階の倉庫に備蓄すれば、管理や搬入が楽」
「発電機や水は重いので、ちゃんと使う時のことを考えれば1階がベスト」
嘘では無く、こんな備蓄担当者も居ました。

「浸水想定よりも高い位置に備蓄をする!」

当たり前ですが、大事なこと。
数年前にも大きな施設がやらかしていましたね。

まとめ

東日本大震災ではご利用者様を守ろうとしたが故に亡くなった方も大勢いらっしゃいます。
自分の命を優先すべきかもしれませんが、簡単には出来ません。
今は、そんな選択を強いる事自体が施設の怠慢です。
過去の検証を生かした施設作りが必要不可欠、絶対に人を守らなければなりません。

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