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4月13日に厚生労働省から感染防止に向けた取組の再要請

新型コロナウイルス

4月7日にも要請がありましたが4月12日にの「介護保険最新情報vol.817」にて
再度新型コロナウイルス感染症対策を徹底するように求められています。

WANNET様に掲載されておりますので、まだ見ていない方はご確認ください。

もちろん、正しいことが細かく記載されており隅々までしっかり読めれば一番です。
しかし、ここでは忙しい人のために独断と偏見で現実的な対応を考えていきます。
今回は1.感染防止に向けた取組についてです。

感染防止に向けた取り組み

施設等における取組

・感染症の疑いについて早期把握、変化の有無に気を付ける。

職員の皆様は日ごろから変化については観察し、記録していることでしょう。
さらにご利用者様を注視しては仕事になりません。

新型コロナウイルスの症状をピックアップして変化を見つけてはどうでしょうか?
・移動、入浴、機能訓練後の呼吸を確認し息苦しさが出ていないか。
・配膳時に「いい匂いですね」、食後に「味付けはどうでした?」などの、
 コミュニケーションを兼ねた味覚・嗅覚障害の調査。

・感染症の予防の取り組みの徹底・職員間での情報共有を密にして感染症防止に取り組む

介護職というのは意識の差がかなり激しい職業だと経験上思っています。
良い意味で職分を理解している人、しっかり社会人として律している人はともかく、
常識が無くただ生活費を稼ぐための人はいくら注意しても聞かない人は聞きません。
他の施設の事例を元に、職員に恐怖を植え付けることで対応を期待する程度です。

感染源かは関係なく、大人数での会食へと言ったことが非難されている介護職
複数施設に感染が広がり、亡くなる人もでた集団感染
上記以外に福祉業界だけでなく残念な事例が多数報道されています。

・感染者発覚に備えてご利用者様接触リストを作成可能にする

入所、通所問わずに接触した人のリストを用意できるようにしておきましょう。

・入所(入居)
少人数のフロアや階層で区切られている場合は特に問題ないでしょう。

大人数の場合は人と人との接触を減らすことを考えて、
フロアでの過ごす場所を固定、食事の時間は出来る限り分ける。
ことができればいいですね。

・通所
座席の配置を固定しましょう。
また座席の記録も必要なので座席表を忘れずに保管しましょう。
(座席表がマグネットの場合は、デジカメで撮影すると簡単です)

感染者発覚に備えて職員の勤務表

普通の施設なら毎日勤務記録を付けているでしょう。
私が経験した施設の中には勤務の締め日にまとめて作成している所もありました。
本来は毎日記録しなければなりませんし、万が一職員に感染が発覚した場合は
記録を付けることすらできなくなる可能性があります。

勤務記録は毎日つけましょう。

感染者発覚に備えて施設内出入り者の記録(面会は別で解説)

セールス、掃除、施設メンテナンス、食事、自販機補充等の色々な業者が普段は
出入りしているでしょう。

飛び込みセールスに関しては、現状受け入れているところは無いでしょう。
それにこの時期にセールスに来た会社など信用に値しません。

普段は一声かける程度でしょうが、感染発覚後の連絡のために
「会社名(法人名)」「所属」「氏名」は記録しておきましょう。
会社に連絡、もしくは保健所に連絡する際に必要となります。

面会

緊急やむを得ない場合を除き制限すること

「国が、厚生労働省が制限すること」としてくれているので制限しましょう。
何かあれば「国の指示です」で、矛先をずらして良いということです。

緊急、やむを得ない場合は面会制限から除くとあります。
該当するのは危篤ぐらいでしょうが、その際も体温測定を行いましょう。
発熱が認められる場合は面会を断ると言っても、危篤状態で面会断れるでしょうか?
37.5℃前後なら非常階段を使い、他のご利用者様との接触を断ったうえで
面会できないか検討中です。

職員

出来る限りの防護を行う

消毒液はかなり出回り始めましたが、マスク不足は深刻です。
だからといって何も動かないのは最悪です。

布マスクでも、使い捨てを数日置いたものでも良いのでマスクは付けましょう。

職員の体調管理、体温測定

出勤前の体温測定を指示していない施設は無いと思いますが、
今までの実例から考えると体温は当てになりません。

もちろん37.5℃以上の方は、解熱後24時間経つまで出勤は停止です。
しかし、咳や倦怠感・嗅覚味覚異常の方が非常に多いのが現状となります。

体調不良の職員は休ませましょう。
休ませることが可能な用意が必要です。
非常に難しいですが、そこまでの非常事態であることを認識しましょう。

管理者、体調不良者を把握して下さい。
これは怪しいと感じたら、医者と連携して早期のPCR検査を依頼することも出来ます。

もはや新型コロナウイルスへの感染発覚を怯える段階を過ぎています。
集団感染の防止に全力を尽くさねばいけない事態まで追い込まれています。

職員の同士の感染を防止

休憩室での昼食は禁止しましょう。
外や自家用車などでの食事をお願いすることになります。

実際に病院では休憩室経由と見られる職員間感染が報告されています。

反発も大きいでしょうが感染の危険性も大きのです。
最低でも向かい合っての食事は避けましょう。

リハビリテーションの対策

実施するか否か

リハビリや機能訓練はご利用者様の生活維持に重要としており、
中止などについては触れられていません。

施設にとっても重要な資金源であるので、中止にする必要はありません。

しかし、集団感染を引き起こしやすいことは確かであり、
担当職員やご利用者様の体調不良時は中止すべきでしょう。

リハビリの注意

換気が良い部屋で少人数で行いましょう。
少人数でも密集はせずに行います。
使用した器具は毎回消毒です。

声を出す場合は、マスクの使用も考えましょう。
息苦しくてダメな方は正面に誰も居ないように配慮します。

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