連日30度を超える夏の酷暑に
冷房は生命維持に欠かすことのできない機器
となりました。
ポータブル電源で使えるクーラーの動画を見ると、
これが施設があったら便利!と思えます。
ということでポータブル電源の導入について考えてみました。
停電とは
停電。災害時に発生することが多いものの、そのほかの原因にも発生することの多い非常事態です。
今までは停電による問題は、
・明かりの提供
・暖房
・温かい食事
・酸素供給装置等の電力喪失
等々に支障があると考えられてきました。
そのため大きな施設では非常用発電設備があり、
小さな施設では発電機を用意しているところも珍しくありません。
しかし、大電力を長期間使用することを想定している施設は珍しいでしょう。
明かりは懐中電灯や充電式LED、暖房は灯油ストーブ、温かい食事はカセットコンロ、
非常用発電機の電力は生命の維持等の
絶対に電力喪失が許されない機器に供給するため
が目的なのです。
※昔は発電機の購入に補助が出たはずですが、今は分かりません。
生命維持の機器が必要無い施設においても、
冷房は生命維持に欠かすことのできない機器
となりました。
ポータブル電源によっては冷房が使用可能です。
ポータブル電源
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2023/08/car_battery_blue_red-300x300.png)
メリット
操作が非常に用意
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2023/08/konsento_outlet_plug-266x300.png)
ある意味大きなモバイルバッテリーです。
コンセントに刺して充電しておけばOK。
非常用電源として用いられる発電機は慣れていないと非常に面倒。
避難訓練で動かしていましたが、誰でも簡単には扱えません。
安全で暖かい食事が提供可能
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2020/04/燃えるアイコン-300x300.png)
IHクッキングヒーターを使えば、カセットコンロよりも安全に使用可能。
火を使わないため火事や事故の心配がありません。
石油ファンヒーターが使用可能(別売り)
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2023/08/kaden_heater-300x223.png)
ポータブル電源対応の石油ファンヒーターがあります。
石油ファンヒーターは点火時に大電力が必要なのですが、それを大幅削減。
安定してポータブル電源で使用できます。
ポータブルエアコンによって冷房・暖房が出来る(別売り)
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2023/08/kaden_spot_cooler-242x300.png)
室外機無し、持ち運びできる冷暖房エアコンがあります。
スポットクーラーと違ってポータブル電源用に作られているため、ある程度の時間が使用可能。
※冷却能力は高くないため、1フロアを冷やすのはとても無理ですが・・・
今回の記事を書こうと思たきっかけ、誰か大きな部屋である程度温度が下げらないか検証してる人はいないかな・・・
クラウド系介護システムも動作?
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2023/08/computer_cloud_system-287x300.png)
ご利用者様の情報をクラウドの介護システムで管理している場合は、
データが見れません。
※入力に関してはタブレット等に蓄積できる場合あり
施設内WIFIへの電源供給とネット接続をモバイル通信に切り替えられれば介護システムが利用かも?
※そこまで大きな施設なら発電機完備でしょうが・・・
スマホの充電が可能
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2023/08/smartphone_juuden-300x300.png)
当たり前ですが、スマホの充電が可能。
停電時はスマホの電池は節約したいですが、そのために大きな不便が起こります。
※施設内PHS等使用施設は大変
残量を気にすることなく、スマホを利用して連絡や情報収集が出来る
大きなメリットです。
行事や日常に使える
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2023/08/hot_plate-300x240.png)
お祭り時の外での電源や、ホットプレート同時使用によるブレーカーが落ちる事態も防げます。
特に古い施設ではコンセント不足に悩ませてることも多いと思うので、
柔軟に電源を移動できます。
デメリット
事前の準備が必要
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2023/08/job_kisyou_yohou-262x300.png)
ポータブル電源はバッテリー、つまり事前の充電が必要。
台風や大雪等の事前に予想できる災害時は予め充電しておけますが、
突発的な停電に対応するためには日常的に充電しておく必要があります。
日常的に充電しておくことは製品の寿命や、電気代を考えるとコストの増加に繋がります。
※ソーラーパネルで日常的充電しておくと安定かも。
導入コストが高い
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2019/08/お金-300x300.png)
まず十分な電力容量のものは高いです。
何十万単位となります。
これは非常に大きなデメリット。
どのくらい使用可能なのか分からない。
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2020/03/システム手帳-300x242.png)
使用する機器にもよるでしょうが、
スマホと同じくバッテリー容量が減っていきます。
何年性能を維持できるか分からないのは非常に困ります。
※目安はありますが業務用としての用途の保証は無いものも多い
まとめ
この暑さが続くと職員も参ってしまいますが、
何より台風シーズンによる停電が怖い。
夜まで30度を超えるときに停電したら、
団扇やポータブル扇風機じゃどうになりません。
命の危機です。
ポータブル電源とポータブルエアコンでご利用者様を守れたりないかなぁ・・・
という妄想でし。
まぁ、
一番良いのは業務用ポータブル電源を買うこと。
調べてみたら、超本格的な業務用ポータブル電源があるようです。
停電時に自動的に切り替わることにより、冷暖房、PC、ネットワーク等の施設の機能を維持します。
業務用と言うことで保証もしっかりしているのでおススメ。
私が施設を経営することになったら是非導入したですね(夢)
資産が少ない法人でも、ポータブル電源とポータブルエアコンをこう
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