介護施設の食事は各施設の調理員さんが作っている。
というイメージがあるそうですが・・・今はだいぶ減っています。
私が知る調理パターンをご紹介します。
同じ建物で作る(内製)
介護職員が作る
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2020/11/介護職女性-71x150.png)
グループホームでは、各施設で介護職員が作ることも多いです。
一部のご利用者様と協力して作ります。
多くの方が食べるので料理が苦手な職員は酷評されかなり辛いとのこと。
調理専門職員が作る(外部委託含む)
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2023/11/job_kyusyoku_chourishi-110x150.png)
昔の学校の給食と同じです。
調理室があって、各施設で専門の調理員が調理します。
出来立てほやほやの・・・については、安全上提供していません。
でも、冷めていない料理を提供できます。
法人が直接雇用している調理職員ならば細かい提供方法も対応可能です。
外部委託でも仲良くなると、委託会社が認めている範囲では融通してもらえます。
外部から運んでくる
当日料理
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給食センター方式です。
外部に大規模な調理施設があって、調理員が調理、各施設に配送してくれます。
ご利用者様に合わせた刻み食などは各施設で対応しなければいけません。
大規模調理のおかげか、メニューの幅も非常に広いです。
ただ、作り立て感はありません。
給食が、給食室から給食センターに代わってしまった時のような美味しさの低下もあります。
冷凍弁当
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2023/11/food_obentou_makunouchi-150x146.png)
冷凍された弁当を配送業者が解凍して配送してくれます。
味は意外なほど美味しいです。
食中毒にも強く、朝、昼、夜の3食も提供可能な業者がいます。
こちらもご利用者様に合わせた刻みやミキサー各施設で職員の対応が必要です。
ただし、メニューの幅は非常に狭いです。
毎日の食事が楽しみなご利用者様では不満に思うかもしれません。
まとめ
厳しくなる衛生管理を維持するための調理施設を小規模な介護施設では維持できません。
特に介護保険制度の初期に作られた施設はもうガタがきています。
特にこれからは冷凍弁当タイプが主流になる気がします。
低価格を売りにしていたファミレスでも値上げしているのに、
それなりのコストを掛けている介護施設の食費が据え置きなわけありません。
でも、特養などの食費は国が決めているので値上げできず・・・
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