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【気になる介護?ニュース】運転手による降ろし忘れが致命的になる季節です【うっかりミスは仕方ないけど報告なしはアウト】

ニュース

7月4日(月)

またもやスクールバスでの降ろし忘れ

また危ない事故未遂が起きてしまいました。
スクールバスでの降ろし忘れです。

①1便の生徒が寝過ごして降りられず。
②1便終了時、運転手が車内を確認せず。
③寝過ごした生徒は2便の発車の際に目が覚めて運転手に申告。
④2便で降ろしてもらった。
⑤運転手はこの件を誰にも報告せず。

なかなかツッコミ所は多いですが、
デイサービス等の福祉施設ではどうなのか考察していきます。

大前提として降ろし忘れの対策は進んでいます

大前提として福祉施設では降ろし忘れの対策は進んでおり、
降ろし忘れによる事故は限りなく少なくなっていることは間違いありません。

送迎終了後に管理者が車内を必ず確認しているところも多いです。
これは職員を信じていないわけでは無く、
信頼しているけど念のためです。
どんなに優秀な職員もミスをするためダブルチェックは必要なのです。

そのことを念頭に置いて考えます。

①1便の生徒が寝過ごして降りられず。

まずデイサービスにおいても、複数回に分けてお送りすることがあります。
そのなかで1便の方を降ろし忘れることは・・・
無いとは言い切れなかったりします。
※私も1度だけご利用者様を乗せたまま施設に戻りかけたことがあります。

もちろん事前に送るルートは考えますし、
施設によってはお1人降ろすごとに報告するところもありますが、
それでもうっかりはありえます。
ですが致命的なことにはなりません。

②1便終了時、運転手が車内を確認せず。

降ろし忘れや、忘れ物の確認は必ずします。
時期によっては消毒や換気も行っていました。
が・・・
これも100%の人がやっているかと言われると
1便後車内を確認しない人間は必ずいます。

最終便後に確認すれば問題ないという、手抜きは想定しやすいですね。

③寝過ごした生徒は2便の発車の際に目が覚めて運転手に申告。

きっちり申告。
福祉施設では状態を把握して申告出来ない方も多いので、
ここは高学年生徒でよかったです。

④2便で降ろしてもらった。

この時点で1便での送りに比べて遅れているはずですので、
管理者に一報は入れるべきですね。
最近の子供は厳格に寄り道を禁止されていますし、
様々な手段で帰宅を見守っている場合も多いです。

送り時刻が予定や通常よりも大幅に遅れる場合は連絡が必要です。

⑤運転手はこの件を誰にも報告せず。

ちょっとまてーい!

これはアウトです。
スリーアウトでは無く。
ゲームセットです。

キチンと報告してくれていれば、
「大変申し訳ございません。
 1便で降ろし忘れは事実だが、
 車庫に戻す際は必ず車内を複数人で確認しているので、
 閉じ込めは起きません」

と釈明も出来ました。

しかし、後で外部から指摘されたならばもうどんな釈明も嘘にしか聞こえません。
運転手のうっかりミスで済んだことが大事になり、
リカバリーが困難になったのです。

まとめ

痛ましい事故から学べない、学ばない方は身近にいます。
そのことを念頭に対策を取っているので、
基本的に福祉施設の送迎は安全になりました。

ただ一つ言えるのは、
報告・連絡・相談だけは必ずお願いします。

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