夏と冬はご利用者様が亡くなりやすい時期です。
身体状態から覚悟している方も、
元気に立ったのに突然という方も様々。
しかし、
介護職はお客(ご利用者様)が亡くなることを避けられません。
そこに務めている職員はぜんぜん平気なのかと言うと、
ご利用者様が亡くなることは大ショックです。
上に行くとご利用者様を数字で見るように心がけているので、
感情を見せないようにしますが内心はショックです。
ショックを受けるのは当然
「ビジネスとして務めています、感情移入はしません」
という人もショックを受けます。
仕事(ビジネス)相手が亡くなるのに無感情ではいられません。
引き継ぎの際に涙を流す職員もいます。
「職場で泣くなんて良くない」と考える方もいますが、
人が亡くなるということはそれだけ重いのです。
涙を流すことはストレスの放出であり、
精神の安定をさせようとする体の当たり前の防衛反応。
私は引き継ぎの際に涙を見せることは悪いことだとは思いません。
ご利用者様の前では泣くのは絶対だめ
亡くなったと言うことを知っただけで、悲しくてもう動けない。
他のご利用者様の前でもそうなってしまう人もいます。
1つ前に涙を見せることは悪いことでは無いと言いましたが、
ご利用者様の前で泣いてはいけません。
初めての訃報ならともかく、
改善を試みても何度もそうなるようならば職を辞した方が良いでしょう。
他のご利用者様に大きなストレスになるのはもちろん、
職員自身の心が心配になります。
長い人生を考えると向いていない、と思ってしまいます。
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