【気になる介護ニュース】お金に価値をみいださないなら介護助手も老後の働きになる？【人間関係の調整が大事】

2月25日（火）

直接的な介護を行わない、介護助手に取り組んでいる所があるようです。
確かに介護士の給料は上がる一方なのに、
シーツ交換や掃除・洗濯などは他に任せることが出来たほうが
コスパが良い！かもしれませんね。

ただ、昔そういった人を入れたり学生さん（単位を取るための実習）に任せたことがありますが、
かなり上手くやらないと管理する人がめちゃくちゃ大変です。

例えば部屋の掃除にしても、気付きが沢山出てきます。
便が隠されていたり、服を食べているなど、
しっかりとご利用者様の状態を把握する必要があります。
また、食器を下げる際もしっかりと介護職に確認しないと、
体調の変化を見落とします。

ご利用者様の状態によっては、
介護助手の人が出来る範囲が分かりません。
手伝ってくれないこと怒って、
暴言・暴力を振るうご利用者様がいるようだと大変です。

介護業界はサービス残業で成り立っているので、
下手をすると介護職のパートより介護助手の方が実質時給が高くなる可能性すらあります。
賃金の不平等は高齢の介護助手であろうと妬みを生みます。

また、介護職の多くはハードな割に賃金が安いと思っており、
簡単な業務で近年上昇している最低賃金を貰うことすら憎い人もいます。

昔、中くらいの施設で介護助手？みたいな方を入れたときですら、
人間関係が悪化しました。
管理者の人も上手く業務フローを作り上げていきましたが、
ブランド物を持ち、高級車で通勤など介護助手の方は生活に余裕があることで
職員間の感情をコントロールしきれず大爆発して終了です。