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【気になる介護?ニュース】またもや送迎車による大事故【施設に突っ込む】

ニュース

9月14日(木)

送迎車がご利用者様と職員をはねる

またもや送迎車による事故が発生。
ご利用者様が亡くなられています。
少し前にも事故があり、下記の記事を書きました.

事故は防げなかったのか

ご利用者様の位置調整ではどうにもならなかった事故

手すり付きのスロープに対して、ほぼ垂直に頭から垂直に突っ込んでいます。
このことから、乗降のためにバックで駐車してようとした際の事故ではないことが分かります。

送迎車に乗車する場合は事故が起こりやすいので、ご利用者様を安全に誘導します。
移動中の車の周囲には近寄らせないよう配慮しますが、
これは流石に想定していません。

施設の誘導マニュアルではどうしようもないでしょう。

ご利用者様の回避能力は年齢相応に落ちている方がほとんどですので、
咄嗟によけると言うことが難しいです。

高齢の運転手問題

高齢になると反射神経やミスが増えます。
これは人間である以上仕方ありません。

そして施設が現実的に雇える賃金では、高齢の運転手が限界です。
働き盛りの人は雇えませんし、別に仕事をしていないと生活できないでしょう。
※介護職の人間は近年の賃金改善で最低賃金よりは普通に上なので送迎をさせるとコスパが悪いです。

プロを雇えば言いという考え

二種免許持ちの元プロならば少しは安全ではという意見も目にしますが・・・

元タクシードライバーは運転が荒すぎる
というのが個人の感想です。
もちろん今、引退されている方の時代的背景があるでしょう。
今どきのタクシードライバーの方ならば大半は丁寧な運転だと思っています。

車椅子、褥瘡、骨粗鬆症等々のご利用者様を任せられる方は少ないです。
急発進、急ハンドル、急停車、地面のデコボコを気にしないなど、
逆にプライドが高すぎて指示を聞かないためお別れした方も少なくありません。

安全装備がモデルチェンジ前の車だと外して安くできる

安全装備は義務化されましたが、それは新しく発売された新車の話。

フルモデルチェンジしていない、
マイナーチェンジ等の車両はまだ義務ではありません。

メーカーによっては
安全装備を外して車の価格を安くできてしまう。

これは正直やめて欲しい。
必要だからこそ将来的な義務化が決定しているのに、
「マイナーチェンジだから安全装備は義務じゃない、外して安くできるよ♪」

精神論大好きな経営陣は「職員が気を付ければ大丈夫」と喜んで安全装備を外します。

まとめ

福祉施設での事故ですが、高齢化社会における車の運転問題も大きくからんできます。
高齢者が運転することは現状の交通システム上避けられないので、安全装備で補うしかありません。
※もちろん事故を起こした人に責任があります。車のせいにすることは許されない。

賃金も福祉施設より高いである業種ですら人手不足な世の中。
高齢の運転手を雇うことすら難しいのですが、どうしましょう・・・


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