7月12日(金)
情報流出が相次いでいます。
インターネットを通じて記録するクラウド系の介護ソフトを使っていると、
ご利用者様の情報がその介護ソフトの会社に保存されています。
情報流出等の心配は無いのでしょうか?
個人的には、
クラウドの方が法人内部よりは安心。だと思います。
クラウド系でも安心な理由(100%ではありませんが)
データーがあるコンピュータに近づくのは大変
普通の施設は拘束を避けるためにも、
細かい区切り部分には鍵をかけられません。
パソコンが置いてある場所も警戒は緩めです
クラウド系の個人情報が入っているコンピュータは、
出入室はICカードのオートロックで監視カメラ有りが当たり前。
職員以外が近づくのは用意ではありません。
直接情報を抜き取るのは大変
大手の介護施設はUSBメモリ禁止もありますが、
多くは暗号化や社内専用などの区切りで使用が自由です。
クラウド系の情報を扱う会社は、
個人情報を扱う企業に使われるPCはUSBが物理的塞いであるなどして使えません。
無効化や決められたUSB機器以外使用不可も多いです。
USBメモリの持ち込み=危険物持ち込み犯で懲戒処分です。
そもそも保存データが暗号化されているので、
普通の流出ではデータを見ることすら出来ません。
内部犯ならば、まず間違いなくバレる
介護施設の小さな情報流出では、
気付かれないことや犯行手段の想定が多すぎて有耶無耶になりがちです。
勿論捜査対象が少ないので、
お金に変えれば即逮捕です。
大手クラウド系の情報を扱っていれば、
その経路がセキュリティ強化のため、
複雑すぎて痕跡が残ります。
バレバレなことをする人は少ないです。
よくニュースで逮捕されている人は、
大手から一部の情報を委託されている会社がほとんど。
本当の内部犯はあまり聞きません。
管理は厳重だけど・・・
クラウド系でも安心とは言いましたが、
当然100%安全では有りません
多くの介護施設の情報が集まっている大手クラウド系介護ソフトのデータは、
犯罪者からすれば宝の山です。
最善を尽くせば有象無象からは守れますが、
トップクラスから守り切ることは不可能に近いでしょう。
後ろ向きですが、
大きな法人ならば情報流出の際の対応もしっかりまとめておきましょう。
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