7月22日(月)
特養が横浜で小型バスを無料で運営しているようです。
おそらくライドシェア特区などの特例を利用しているんでしょう。
今は実験段階のようですが、
超小規模の一定ルートを定時運行しています。
上記の例では費用を特養が負担しているようすが
確かに送迎車は通所・入所・訪問などの種類や、
時間帯によって使用頻度が大きく異なります。
もしかすれば車両を有効活用して、
法人の経営安定に貢献できれば面白そうだと思い、
色々考えてみました。
ポイント
非営利法人限定
営利法人はライドシェアを運営できないようです。
まぁ、営利を目的としたら公共交通機関を潰しかねませんから当然。
一応個人でも前提条件としては可能。
やるべき地域
電車やバスは残っているけど、
そこへ向かうためのタクシー会社が激減した地域が良いでしょう。
公共交通機関へ向かうためのラストワンマイル、
つまりタクシーでは非効率な部分を受け持つのがベスト。
公共交通機関の客数維持も狙う。
医療機関への随時運送は行わない
医療機関への随時運送は行わないほうが良いでしょう。
お客様からの需要があるのは分かりますが、
通所のピークと被ります。
また、送ったからには迎えに行かなければなりませんし、
定期便にしないと負担が大きくなります。
有料
法人経営の助けにしたいので、
出来れば500円。
安くとも200円。
あれ?
常に5,6人のお客が居ないと人件費すら赤字かも
デイなら車両が開く時間多し
デイサービスなら2部制だったり送迎タイミングの種類にも寄りますが、
デイサービスならば空き時間が必ずあります。
そこならば定時運行バスの真似がしやすいです。
もちろん、全車両を使うわけではないので、
非常事態にも対応可能でしょう。
まとめ
車両と言う高額な資産を出来るだけ効率よく使うために、
ライドシェア?定期運行?も面白いかと思いました。
でも、ニーズがありそうな利用客を考えると大人気になるとは思えず、
ハイエースクラスを運行しないと赤字ですね・・・
ミニバンはともかく、運転しやすい軽自動車なんてもってのほか。
大きな住宅街に施設があり、
駅や病院、スーパーなどがほぼ直線上にあれば
短時間で効率の良い運行は出来るかもしれません。
でも、そういった経路があるならば普通のバスも生き残っていそう。
後は地域性ですね。
「車が無いと生活できない(だから人を轢く可能性が高くても良い)」
と言う地域では実現は難しいでしょう。
運転技能が衰えた時点で現在の生活を変えることが出来ない人間は危険人物です。
更に周りがそう言った犯罪者予備軍を許す地域の場合は、超危険地域。
現在ではしっかりと免許返納を促すことが当たり前ですが、
運転技の衰えを「仕方無い」で済ませている地域では、
ライドシェアはもちろん命の安全性も実現が難しいです。
やはり現時点では問題だらけ。
完全に妄想で実現性はなさそうです。
やっぱり世の中は甘くないですね。
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