10月25日(水)
超高齢化社会に向けて、政府は介護職の待遇改善や就職を推し進めています。
そんな現状で介護職がまさかの減少!したと聞きました。
信頼できる情報を確認してみましょう。
本当に減ってた・・・
雇用動向調査結果
厚生労働省のデータを確認。
とりあえず10年分の医療・福祉産業の雇用動向調査を見て、
グラフにしてみました。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/9-23-1.html)
入職率から離職率を引いたものが、入職超過率です。
プラスならば入職が多くて、マイナスならば減ってます。
がっつり減ってますね・・・
まぁ医療・福祉産業なので、もしかしたら医療産業が減少しただけという可能性もあります。
なんでだろう?
基本的に福祉業界の規模は拡大してきました。
というかご利用者様の増加を前にして拡大せざるを得なかった。
2020年には新型コロナによって家族を守るため医療業界を離れざるを得なかった方、
逆に復帰した方もいたようですが基本的には大逆風だったはず。
それでも医療と福祉の産業を合わせた人は増え続けていた。
そこでこの急減は何故なんでしょう?
理由として思い当たるのは、急速な生活必需品の値上がりに福祉業界は全くついて行けませんでした。
介護報酬が上がらねば何も出来ない、先に給与を上げる体力も楽観も許されないという、
福祉業界の悪い部分が完全に出ました。
まとめ
給与改善も進んで生活が楽になっていくと希望をありましたが、
それはあくまでも介護業界の内側から見たもの。
あらゆる業種を見ていくと、福利厚生が弱く、インフレ手当も無く、会社(法人)がドカンと儲かるということが無いので将来の夢も見られません。
まぁ、身内には勧めない業界です・・・
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