3月15日(金)
送迎には危険がつきものです。
ヒヤリハットはもちろん、実際の事故割合も多い法人が多いのではないでしょうか?
最近も山形のデイサービスで送迎の負傷による賠償問題がありました。
今回は送迎車から乗降車する際の対応に絞って見ていきます。
送迎車への乗降車は危険がいっぱい
歩いて乗車する場合は必ず足を上げます。
当然体のバランスを崩しやすいので、
しっかりと手で身体を維持すように声掛けをします。
降りる際は足を大きく上げることは少ないですが、
逆に踏み外しや力が入らずに転倒や落下の危険があります。
職員が付き添う
乗降車の際は必ず職員が付き添います。
バランスを崩して怪我をしないように、
また万が一に備えて出来るだけ支持基底面積も多めに取ります。
とはいえ大柄なご利用者様では支えきれいないでしょうが、
時間稼ぎとクッションにはなります。
ご利用者様に触れて対応可はご利用者様次第
ご利用者様に触れながら介助すれば安定性は増しますが、
ずっと支えることは特定の部位に負担がかかりますし、
ご利用者様自身の筋力を活かせなかったりします。
必ずしも職員が支え続けることが正解ではありません。
まとめ
乗降車する際の責任は基本的に法人が取ってきました。
ご利用者様が勝手に降りた際の事故でも、
それはチャイルドロック等の対策を怠ったからになります。
車内は基本的に施設だと思っています。
だからこそ、適切な人員配置が必要。
ハイエースに1人の職員で9人を送迎する施設もありましたが、
長時間乗車&見守り出来なかったので勘弁してほしいと思ってました。
コメント