まずは説得
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2019/12/かがんで話す看護師.png)
お餅は喉に詰まらせやすく、詰まらせた場合は対応も難しい食材です。
そのため1月は喉に詰まらせて救急車で搬送される方が非常に多くなります。
上記を踏まえた上でもお餅が食べたい方にのみ提供することが理想でしょう。
それほどまでにもお餅は高齢者にとって危険な食材なのです。
高齢者用の餅を使う
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2019/11/高齢者夫婦.png)
高齢者用の介護食品で食べやすい餅があります。
しかし、こちらは私も食したことが無く値段も高いので評価できません。
そういったものもあるとだけお知らせします。
どうしても餅が食べたい場合
のどを湿らせておく
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2019/10/水のしずく.png)
飲み物や汁物でのどを湿らせておくことで、餅が喉に張り付くことを防止します。
唾液を事前に出す
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2019/12/つば.png)
いきなりお餅から食べるのではなく、よく噛む物を先に食べて唾液を出しておきましょう。
事前にお口の体操などを行うことが最良ですが、慣れていない方は子ども扱いされていると
感じるので状況に応じて説得しましょう。
餅は小さく切りましょう
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2019/12/角切り.png)
普通サイズで食べたい方も多いでしょうが、危険性が跳ね上がります。
「事前に細かく切られている」「今の流行」等々の理由で押し切ることが肝心です。
よく噛んで食べる
![](https://kaigo-gimon.com/wp-content/uploads/2019/12/健康な歯.png)
口の中にまだあるのに、どんどん食べ物を詰め込む方がいらっしゃいます。
お餅でも同じように食べてしまいますと危険性は通常のご飯とは比べ物になりません。
提供を少しずつにするなど工夫してみましょう。
一人にしない
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窒息は発見が遅れると助かる確率が一気に下がります。
必ず見守りながら食べてもらいましょう。
いざという時の対応策を確認しておく
東京消防庁のサイトにもしものときの応急手当が載っていますので事前に確認しましょう。
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また掃除機で吸い取るは感染症の危険も大きく、推奨できません。本当に最後の手段です。
基本的には消防隊員の指示に従いましょう。
まとめ
基本的には高齢者がお餅を食べることは推奨できません。
しかし、お餅を食べさせないということが難しいことも事実です。
事前に危険性を理解し、対応・対策を考えたうえで判断して頂ければ幸いです。
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