3月4日(月)
介護施設に入居されているご利用者様の多くは迅速な避難が出来ません。
避難したとしても心身ともに回復できない疲労を伴うことが多いです。
それなのに、残念ながら今でも介護施設がハザードマップの危険地帯に建設することも・・・
能登半島地震の状況を見ると、流石に介護施設は耐震性が高いので耐えたところがほとんどです。
しかし、耐震というのは地震から直接中の人を守ること。
耐震はその後も建物で生活することを保証していません!
東日本大震災では津波被害の大きさからそこまでクローズアップされませんでしたが、
能登半島地震では地震のダメージを受けた建物やインフラの回復が問題になっています。
その中でも地震後も機能を維持し続けた病院がありました。
残念ながら公共施設としての支援がある病院と介護施設は役割が異なります。
費用面ではかなり厳しくなるでしょう。
だからこそ多少は無理をしてでも施設を統合し、巨大な免震構造の介護施設を作れたりしないかな?
と考えます。
大規模な施設でないとコストが掛かりすぎて、維持していけなそうだからです。
避難をせずに生活を維持していける施設が今後は必要になるのではないでしょうか。
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