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【気になる介護?ニュース】健康保険証廃止のマイナンバー法案が審議へ。メリット・デメリット。

ニュース

4月16日(日)

健康保険証からマイナンバーカードへの移行について

去年の10月にも取り上げた健康保険証廃止が迫ってきました。

上のリンクの様に紛失や個人情報漏洩を主として取り上げました。
今回はあくまでもマイナンバーカードが健康保険証になったことに関して、
メリット・デメリットを見ていきます。

メリット

お医者様や薬剤師が見れるお薬情報が、おくすり手帳よりも増える

・使用や処方された薬がマイナンバーカード保険証で確認できる。

おくすり手帳には内服薬だけ記載されていましたが、
注射薬も見れます。

高齢者の方は注射薬を使用している方も多いので、
ご利用者様の安全性が向上します。

お医者様や薬剤師が健診結果を見れる

・特定検診や後期高齢者検診の情報を確認できる。

健診結果(血圧、血糖値等々)を確認できるので、
ご利用者様の安全性が向上します。

デメリット

ご利用者様の個人情報を意図せず同意なしに漏洩させる恐れがある

メリットにおいて、色々なご利用者様の情報が閲覧できることが分かりました。
しかし、ご利用者様によっては知られたくない情報が混ざっている可能性があります。

ガンや、精神科の処方、性病(高齢者でも普通にいらっしゃいます)。

マイナンバーカード保険証を使用する際の端末に、
「過去のお薬情報の提供に同意するかどうか」
の画面が出ます。
本当に簡単に同意」ボタンが出るので注意!!
ご利用者様の代わりに安易に同意してしまうとメリットとなる情報なのですが、
しっかりと理解して同意していなければやっかいなトラブルとなります。

使用・保管が面倒。

保険証でも鍵付きのキャビネット等に保管している事業所が多いと思います。
マイナンバーカードは厳格な管理が求められるので、
金庫に入れている施設も多いのではないでしょうか?

でも、開錠出来る人間が限られている場所に、緊急時にも使う保険証を保管出来るか?
という大問題が発生します。

命に関わる救急搬送などがあれば薬の情報が必要なので保険証は必須。
管理者を呼んで開錠は出来ませんね。

うっかり無くしそう

何を子供みたいなことを言っていると思うかもしれませんが、
絶対に無いとは言い切れないのです。

健康保険証や介護保険証が行方不明になったことが無い施設は少ないはず!
車やクリアケース、キャビネットの奥など色々思い当たりませんか?
※「絶対に渡した!」と言った、ご利用者様やご家族が持っていたことが一番多いですが・・・

自分のマイナンバーカードも怖くて持ち歩いていないのに、
命に関わる色々な不測の事態が多発するご利用者様のマイナンバーカードで受診はご勘弁。

まとめ

機能限定マイナンバーカードを作って欲しいですが、
お金がかかりますよね。

将来的にはスマホにマイナンバーカードを搭載できるそうなので、
ご利用者様にスマホを割り当ててマイナンバーカードとするのはどうでしょうか?
ロック機能で指紋認証にすれば厳格な管理をしていると見なされるし、
紛失時も探せるはず。
でも、充電や維持コストに問題があるなぁ。

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