※このホームぺージにはアフィリエイト広告を利用していますのでご注意ください。

【気になる介護ニュース】ダイハツ不正は送迎車にも影響大【安全、なにそれ?】

ニュース

12月22日(金)

日本の自動車産業を揺るがす特大不正が明らかになりましたね。

昔、三菱自動車は分離した子会社、三菱ふそうの「空飛ぶタイヤ」事件、
本社のリコール隠し事件でユーザーからの信頼を失いました。
ダイハツの不正はそれを超える、
安全を軽視した最大規模の不正かもしれません。

そしてその影響は当然介護業界にも波及します。
ダイハツ製の車両を送迎車として使っていない施設の方が少ないんじゃないかと思うぐらい、
どこの施設でも見かけるからです。

もちろん、ほぼ全ての施設はダイハツ製車両を使い続けるでしょう。
でも、今後を考えると不安な点も多いのでまとめます。

※福祉施設で使っていることは少ないでしょうが、
ダイハツ「キャスト」トヨタ「ピクシスジョイ」において
エアバック作動後にロックが解除されないようですのでお気を付けください。
(本来はエアバック作動後に10秒くらいで救助しやすいようにロックが解除される)

助手席と後部座席の間の柱が無くて使いやすいタント

タントを見ない日は無いと言うぐらいに走っているタント。
左側の真ん中に柱が無くて開口部がとっても広い。
乗りやすく開放感があって、ご利用者様はもちろん職員にも好評です。
車椅子を乗せれるスロープタイプも結構見ます

タントに問題があると、対応しきれない施設も多そう・・・

エアバックをタイマー試験

とんでもなく安全軽視をした不正はエアバックをタイマーで衝突試験したこと。
衝突の衝撃では無く、タイマーでエアバックを展開。

清々しいほどの安全軽視・・・というより安全無視です。
昔の三菱自動車にも勝るとも劣らない会社という印象。

ダイハツ社長「(再確認したから)、自分としては安心して乗って」無理です

不正を行った社長からこの発言。
記者会見で誰もこの発言を止めるか、訂正しなかった以上は社長を含めて経営陣を信用できません。
「カンニングしたけど、しなくてもテスト結果は同じだった!」
こんな感じのニュアンスに聞こえます。

不正は1989年から

不正は1989年からとのこと。
平成が始まった年から不正を続け、改革できなかったことになります。
これはもう、某大手中古自動車販売のように一度潰して再建した方がいいかも。

まとめ

流石に実際に安全性が足りない車両がボロボロ出てくるとは思いません。
ただし、企業・法人としてはイメージも非常に大切。
安全を軽視した企業の車両を使うことは、当然使用する法人にも安全性の疑問が持たれます。
実際には福祉車両の代替車両なんてほぼないですし、
使い続けても今後の選択肢としては選び難いでしょう。

で、本当に大丈夫なの?
試験用の車両に細工をするぐらいなので、
完成車両の抜き打ち安全テストを第三者がやってくれないと不安ですね。

コメント