Q&A
質問:
外国人は低賃金で安定して働いてくれる?
回答:
賃金は同じですし、国際事情があるので日本人より不安定
初めに言っておきますが、
外国人だからといって犯罪者のように思う偏見は捨てましょう。
少なくとも私が共に働いた人は真面目で尊敬できる人ばかりでした。
外国人であるが故に日本人より勤続が不安定な理由
国家方針の違い
国籍が違う以上は、所属国の方針が絶対です。
出稼ぎの禁止や、出国禁止も稀に世界では行われますので
その場合は帰国しなければなりません。
日本という国は世界的にかなりマイルドな方針です。
宗教の違い(現場以外での理由)
日本の宗教は基本的におおらか。
世界の宗教は基本的にガチガチ。
もちろん外国人でも宗教をおおらかに捉えている方もいますが、
かなりガチめに考えている人も少なくありません。
その宗教のトップによる考えで帰国せざるを得ないことが考えられます。
円安(為替)
国の通貨が違う以上は円安で働く意味が無くなる可能性があります。
極端な例えだとトルコの通貨である1トルコリラは約3円ですが、
10年前は約45円でした。約15倍の価値の変化です。
つまり円の価値が落ちる円安によっては、
仕送り先の意味が10分の1になることが普通にありえます。
そうなるとわざわざ日本で働く意味はないでしょう。
まとめ
同一国籍で似たような価値観を持つ人材は当然安定しています。
もちろん、外国人でも安定して働いてくれる方も多くいることを忘れてはいません。
しかし、当人では解決できない
大きな問題が出てくる可能性が高いことも事実となります。
安定した施設運営を考えると、
過度に外国人に依存した体制では一気に崩壊する危険性を抱えるでしょう。
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