8月21日(水)
先日取り上げたニュースの詳細が報道されていました。
以下では詳細を不明のまま気になる点を確認しましたが、
今回は詳細を見ていきます。
ニチイは車両点検はしっかり行う
ニチイに勤務経験はありませんが、
研修や講習で何度もお世話になり送迎にも同行しました。
ニチイは非常にしっかりと毎日の点検を行っていました。
むしろ、多くの法人がニチイとは比べ物にならないほどユルユルです。
デイの送迎車は自家用車(白ナンバー)で行うことが認められており、
事業用車両(緑ナンバー)ほど強力な義務はありません。
(本当は自動車学校で習った通りの点検が必要です)
しかし、複数人でブレーキ等のランプの確認や、車両の外観・タイヤの確認。
私の経験上一番車両管理が徹底されていたのがニチイでした。
※部外者なので毎日助手席持ち上げてのエンジンチェック等の実施等は分かりません。
エアコンの吹出口から煙?
走行中にエアコンの吹出口から煙が出て、
車を止めたら出火とのことでした。
エンジンルームでの煙が給気口から流れたのか?
詳細は不明ですが、
吹出口から煙は、まったくの想定外。
私では冷静に対応できる自信がありません
職員が車椅子が必須の方を後ろの座席から助け出した
焼けた車両に車椅子が見えないので何とも言えませんが(車椅子の金属は車両金属と違って溶ける?)
3列目か、車椅子座席の方を車外へ助け出したようです。
スライドドア横の座席に車椅子からの移乗で座っていたのならば、
まだ助けやすいですが職員とご利用者様の体格によっては困難となります。
火災直後の映像では後部ハッチドア開いていたので、
迅速に避難させるためにロックの解除を行おうと車椅子座席の可能性もあります。
(車椅子を動かさないと、ご利用者様の体を支えにくい&引っかかるのでタイムロス)
直列並びで1列目ならば、抱っこ出来なれば一度横の座席に移さなれけば足が引っかかります。
車椅子2列目だと非常に厳しい。
前から出るには単純に抱える距離が伸びますし、
後ろはリフト装置があるので段差が高いです。
男性職員だと非常時に並の体格のご利用者様を横抱っこ出来ますが、
女性職員では厳しいでしょう。
車両はリース契約
車両はリース契約だったようですが、
自社所有よりも経費面で楽になるのでごく一般的です。
点検も必要で済ませておりメンテナンス面でも劣ることはありません。
まとめ
ただただ、職員とご利用者様の回復を祈るばかりですが、
再発防止と対策に関してはどうしようも無い気がします。
非常時の対応は人を増やす以外にどうすればいいの・・・
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