5月3日(水)
大手企業を中心に賃上げ、生活支援金を支給する企業が増加
近年、あらゆる生活必需品の値上げが激しいです。
特に最近は卵の価格急上昇には大きな影響を受けました。
もう慣れてしまった電気代も更に上がる予定という恐ろしさ。
そんな中、大手企業では過去に例を見ない賃上げが行われています。
とはいえ、こちらは介護業界。
普通の会社と言われるものよりも厳しいものですから、
大手企業となど比べてはなりません。
でも、昇給を願う声は強いので一応賃上げが行われるかどうか考えてみます。
賃上げが行われない理由
収入が介護保険制度に依存しているため、増益が見込めない
基本的な料金は国が定めているため、
利用料金を値上げ⇒労働者の賃金上昇という方法が取れません。
あらゆる経費が上昇しているなかでの、
このハンデは非常に厳しいです。
※ご利用者様が利用を躊躇わなくてすむと言う点では評価されるでしょう
増益どころか、いつ介護報酬が減るか分からない
介護施設の恐ろしいところは、収入を国に頼っているのにいきなり減るということ。
もちろん国も大っぴらには減らしませんが、基本的には上限が上がって実質減る感覚。
そして労働者の基本給は契約で守られているので、
本当の非常時でなければ下げれません。
そのため、多くの施設では賞与で調整していますね。
つまり、増益はないけど減益はありえるのに給料は上げられません。
新型コロナ
デイは利用激減、入所でもでも利用率の減少。
感染対策費用の増大。
コロナの特例がいつ打ち切られるかなど、
五類になってもまだまだ五里霧中で博打はできません。
国の財政難
本当に洒落にならない状況です。
介護保険制度の大枠が維持できるかどうかも心配なほど。
ここで賃金上昇のための介護報酬どーんとUPが来たら、
正気を疑います。
賃上げが可能かもしれない理由
ありません。
いや、本当に思いつきません。
負担割合を5割~1割の範囲にして介護保険制度を根本から立て直す・・・
無理ですね。
諦めましょう。
まとめ
仕事とはいえ、心に余裕が無いと厳しい仕事です。
学生の方はよく考えて就職しましょう。
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