7月26日(水)
降ろし忘れでは無く、迎え忘れ
大阪で迎え忘れにより、ご利用者様が亡くなる事故が発生。
要介護5のご利用者様だったようで、この時期では致命的でした。
最近ニュースになる送迎車内に忘れ去られる事故では無く、
そもそも迎えに行かないという事故だったようです。
悪条件が重なっていた事故
①独居(1人暮らし)
残念ながら独居であり、周りにも気付かれなかったようです。
家族が居れば、迎えミスなども早い段階で気が付けます。
迎え予定時間に外出していたとしても、当日か翌日には発覚するでしょう。
※家族が旅行の際にショートステイを利用される場合もありますが、
逆にケアマネや管理者の記憶に強く残るため確認が厳重になります。
②要介護5
「要介護5」の方は介護なしに日常生活を営むことがほぼ不可能な方です。
当然最低限の生命維持行動すら出来ません。
※要介護5で独居なの!?と思われる方がいるかもしれませんが、
デイサービスやショートステイ等の利用で生活される方もごく普通にいらっしゃいます。
当然介護サービス無しには日常生活を営めませんが、
限度額はまず間違いなくオーバーするので費用負担は非常に大きくなります。
③ショートステイ
ショートステイによる「宿泊」予定だったため、
普段利用しているであろう他の介護サービスとの接触がなかった。
例えば朝のデイサービスの迎え忘れであれば、夜の訪問介護サービス者が気付きます。
④施設側の予約データが破損
予約データの破損の詳細が分かりませんが、
そもそも予約しているという認識が施設に無かったようです。
予約してあるけど迎え忘れ ⇒ 食事の提供時には必ず気付く
予約してないと施設が認識 ⇒ 職員やケアマネが違和感に気付くしかない(稀にあります)
まとめ
信じられない暑さが続く中での事故。
残念ながら職員はミスをするので、
命に関わる部分はかならず複数人で確認しましょう。
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