【気になる介護ニュース】若い人材が集まらないのは、しっかり未来を見ているから【当然】

1月31日（金）

施設はあいも変わらず人手不足。
特に求めるのは今後の法人を支えていく若い人材です。

事務方としては安く長く使える若い人を求めるのは分かります。
でも個人的に若い人が集まらないの理由は、
若い人はしっかり未来を見ているからと思っています。

普通に給料が安いです。
ハローワークに行けば一目瞭然。
今はお金をかけても人材を集まらない時代に、
とんでもない安値で雇おうとしています（次項目に理由あり）

普通に給料が上がりません。
ギリギリ上がっているように見せている財源は税金です。
物価高でも支払われる税金からのお金はすぐにはあがりません。
そして値上げは自由にできないのです。
当然給料にも反映できません。

ご利用者様や家族から求められる要求は上がり、
場合によっては介護職も責任を追求されます。

同時に、職員が居なければ生命が維持できない方もいるので、
施設の完全休業は出来ません。
今どきの自分の私生活重視を貫けません。

就職先に困ってとりあえず内定が取れた介護職になるのなら、
もっとギリギリまで粘るか浪人しての就職を真剣にオススメします。

介護は需要があって安定しているように見えますが、
非常に低い生活ラインとなります。
TVで見るような一般が飛行機だとすると、
水面に浮かぶボートです。

私のように生活に困ってからの介護職は自信がつくのでありだとは思いますが、
就職先に困らない若い時からやるメリットが思いつきません。

もちろん、多くの若い人がこの現状をわかっているからこそ
介護を選択肢から外すのでしょう。
その選択は正しいと思います。