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【気になる介護ニュース】職員が住所言えずに、別施設へ救急車が行く【救急要請は難しい】

ニュース

7月17日(水)

北海道北広島市の高齢者施設にて、
救急要請の際に「職員が施設の名前は言えたが、住所を言えなかった
ために別施設へ救急車を向かわせてしまう事例が起こりました。

今回の事例のポイントを考えてみました。

ポイント

住所は記憶から出にくい

自分の勤務先の住所を言える人は多いでしょう。
でも、勤務先が複数あったり冷静でない時に
問われるとスラッと出る自信がある人は少なくなります。

施設はシンプルな名前や連番付きだったりするので被りやすい

ご利用者様に覚えやすいシンプルな名前の施設は多いです。
物の名前だったり地名などは類似施設だらけ。
更に同法人内で〇〇2や〇〇3などの連番付きの施設があったりもします。

聞き慣れた言葉や連番はご利用者様を安心させる意図もあるので、
悪いことではありません。
しかし、他施設への問い合わせが頻発して苦労したこともあります。
管轄区域の消防は避難訓練などで類似施設名を把握していることが多いです。

救急要請はベテランでも慌てる

まず、救急要請は平静で出来ません。
救急要請を再配達依頼のように淡々と出来る人は確かに居ます。
でも、
ベテラン職員でも慌てる気持ちはあります。
こればっかりは慣れるしかありません。
慣れるとパニック状態を自覚できるので、
マニュアル通り対応が取りやすくなります。

朝食の時間

朝食の時間は夜勤職員+早出職員等が居るかな?のシフトが多く、
どちらかと言うと手薄な時間です。
他のご利用者様も食事中で目が話せませんし、
アクシデントに対応するには人間が不足しがちです。

マニュアルは?

救急要請に関しては、
マニュアル化されている施設がほとんど。
なんの準備もしていない施設は聞いたことがありません。

通報の流れを示すフローチャートと、
自施設の住所や電話番号も記載されているマニュアルが普通はあります。

まとめ

今回は消防の方でも行き先の住所確認を怠ってしまったそうです。
残念ながら細かいミスが重なることで、
問題が大きくなってしまう典型的な例でしょう。

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