Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像
青い「車いすマーク」を付けた車がゆっくり走行していたり、
停まっていたりすることが多いんだ。
普通に追い越したり、横を抜けていいのかな?
実はあのマークは国際的にも認められているマークなんだけど、
本来は建築物や公共輸送機関に使うマークなの。
福祉施設の送迎者や乗用車に貼っている場合も何の特権も無いわ。
え!
じゃあ、なんで貼っているの?
事故時に赤ちゃんが忘れられないようにしている
「赤ん坊が載ってます」マークと同じ理由よ。
「障害のある人が乗車しているから配慮してくれたら嬉しいです」
と言うアピールだけの意味ね。
配慮?
何に気を付けたらいいのか分からないや
乗車している人によって全く異なるけど、
一般的な注意点を教えるね。
注意力が落ちている高齢者が乗車している場合
普通の人が気付くようなことも、気付けなかったり・反応が遅れたりすることがあるから特に車との距離には注意が必要です。
急停止や急発進でしか運転できなくなっている方もいらっしゃいます。
特殊な車両の場合
見た目は普通の乗用車でも、福祉車両タイプの車が存在します。
運転席や助手席が回転して横にせり出してくる車両や、
後部からリフトが出てくる車両もあるので普通の車の感覚で接近すると危険です。
通常の走行が体の負担となる方が乗車している場合
身体機能の衰え酔いやすい人や、骨粗しょう症等で骨が脆い人が乗っていると低速で走行したり、道路の段差でもブレーキを掛けて減速することもあります。
安全な車間距離を保ちましょう。
まとめ
基本的に普通の安全運転で大丈夫です。
ただし、いつも法定速度ギリギリの方はちょっとだけ注意が必要です。
なぜならば、事故が起こった際に車いすマークによって過失の割合などで不利が出る等は
聞いたことがありませんが重傷化・死亡しやすい方が乗車している確率は高いため、
それこそ無理な割込みや追い越しで事故となった場合は実刑で刑務所行きもありえます。
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