命の危機はあるのか?
あります。
もちろん日常ではありませんが、数年に1回くらいはありました。
経験した命の危機
刃物

刃物で襲われたことがあります
認知症の傾向として被害妄想が良くあげられますが、その結果として刃物で襲われました。
・ご利用者様自身が襲われると思って自分を守ろうとしての行動
・老々介護の方を送迎しようとして、認知症だが元気な旦那さんに誘拐だと認識された(もちろん事前に説明はしている)
通所型でしか経験はありません。
送迎の頻度が低く、居住スペースに危険物が無い入居型ならば可能性は限りなく低いでしょう。
滅多にないことなので、想定に入れる必要はありません。安心して下さい。
送迎中

助手席のご利用者様が暴れたことがあります
いきなり、いつもは大人しい方が暴れて、ハンドルを掴もうとしたときは死を覚悟しました。
基本的に暴力を振るう方は助手席では送迎しません。
後部座席で介助の職員をもう1名乗せて送迎します。
(でも、守れないこともしばしばあったりなかったり・・・)
こちらも通所型は危険性が高いです。
入所型は頻度が少ない分、送迎に慣れていない職員は気を付けて下さい。
感染症

新型コロナの対応に当たられた、医療・福祉関係者の方に敬意を表します。
まだ終息してはおりませんが、介護の一つの区切りとして皆様お疲れ様でした。
本題として
感染症の危険性は常にあるが普通は大丈夫(新型コロナ除く)
・便だらけのご利用者様に迫られ、便が口に入る
・傷があり出血からの感染の可能性があるご利用者様を素手介助と命じられた
便は非常に細菌が多いので口に入ることは、感染の原因となります。
昔は肥溜めに落ちると助からないと言われましたが、現代ではそこまでの危険はありません。
さらに、今ではマスク着用ですから問題ないですね。
後は、今でも時々ニュースになっているような衛生管理を無視したこだわりですね。
上層部が「どんな時でも素手は最高の介護」と思っているような、職員を危険に晒し、更にはご利用者様も危険に晒すようだと感染症による命の危機はありえます。

まとめ
恐らく、警察や警備員の方と比べると命の危機は少ないと思われます。
その点では安全ですね。
問題点としてご利用者様に危害を加えられた際に、相手を罪に問えない場合があります。
昔は完全に野放しでしたが、最近はご利用者様側についても逮捕されるなど対応が変化してきています。
職員の安全を確保して、良い介護が出来る社会になることを願います。
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