9月4日(水)
ニチイがランサムウェア被害の第2報を出してていました。
ちょっと前に取り上げた介護ソフトのセキュリティ問題
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こちらとは関係あるようで関係がちょっと薄いです。
今回の件はあくまでも使用しているPC内部が暗号化されたこと。
大きなシステムではパーソナルコンピュータ、略してPCは使われません。
使われないと言うと語弊があるかもしれませんが、
基本的に根本が異なるのです。
変な例えだと、自宅のTV録画が暗号化されて見れないけどTV局は無事みたいな状態でしょうか?
今回も基幹システムへの被害は確認されていないとのことです。
ただし、PC内部の資料は別です。
大抵はワードやエクセルなどの資料も入っているので、
ランサムウェアの被害は受けやすいです。
外部とのやり取りでは必ず必要になるので、
PC内部の資料を無くすことは難しいですね。
※
ニュースでよく見るのは「NAS」と呼ばれる、
外付けハードディスクの超パワーアップ版の被害です。
これは中小企業の会社情報が丸ごと入る情報の倉庫なので、
こちらは被害が甚大になります。
まとめ
基本的にランサムウェア被害は大企業ほど軽微に済む傾向にあります。
本体のセキュリティがしっかりしており、
子会社等に渡した個人情報の一部が流出することが大半です。
社内の通信は記録されていますし、
大きなデータを実績のない通信相手に送ろうとしたらシステム部門が飛んできます。
ただ、最近は大きな出版社も根幹から被害を受けるなど、
巧妙化しているので初歩的な対策だけはしっかりしておきましょう。
・私物のUSB使用禁止
・社外にパースワード無しUSB持ち出し禁止
・PCへの無断インストール禁止
上記は初歩以前の問題ですが、これすら出来ていない中小施設は結構あります。
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