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【気になる介護ニュース】雪です。運転手も周りも送迎車には気を付けよう【見た目は普通。でも中身は大勢、装備は重い】

ニュース

12月20日(水)

冬です。雪のシーズンです。
降雪時の送迎で気を付けることは多々ありますが、
今回は送迎車の重さについての注意喚起。

送迎車は重い

実は送迎はとっても重たいんです。

「よく見るハイエースにリフトがついてるから?」
と思った方、惜しい!
確かにハイエースのリフトは諸々込みで300Kg弱あります。
でも、実は見た目は普通な軽自動車やミニバンでも一般の車両より重い場合があるんです。

例えば後ろから車いすが乗れるようにスロープが付いている軽自動車。
最近は軽くなっているものの、
100kgぐらい車体が重くなっていました
(スロープ&補強や固定装置分?)
軽で100Kg増えたら1割以上の増加です。

ミニバンにもスロープやリフト付きのものがあり、
軽自動車に比べれば増加量は少ないものの重量は100Kg単位で増加しています。

ご利用者様も定員いっぱい

燃料費を節約するためにご利用者様は出来る限り多く乗車していただきます。
行って、戻ってを繰り返すほど燃料を使ってしまうためです。
そのため、昔よりも詰め込みがちです。
更には車椅子の重量も加わります。
10人乗りだと軽く考えて体重50Kg×10人+車椅子10kg×2台=520Kg
かなり軽く見ているので実際は300Kgのリフトも居れると、
積載限界に近い1トンくらいの重さを運んでいる可能性もあります。

重い送迎車にご利用者様がいっぱい、そして雪が降ると・・・

降雪時では、ただでさえ重い送迎車にご利用者様がいっぱいだとほんとに止まり難いです。
そのため、始動もゆっくり、走行スピードもゆっくり、ブレーキも早めでじんわりになるのです。
あとは、ご利用者様によっては路面のデコボコで気分が悪くなったり、最悪骨折します。

トロトロ走って見える福祉車両もそれなりの理由があるのです。

そして、
見た目が普通の自動車でも遥かに重い場合があります
中身は直ぐには止まれないトラックだと思った方が良いでしょう。

まとめ

無理な割込みでの追突ならば、当然割り込んだ方の責任が重くなります。
高齢のご利用者様ならば軽微な事故でも怪我ではすまないことも多いので、
割り込んだ方は人生からの一時退場も現実的。
福祉車両を煽ったり、無理に追い越すのは当たり前ですが危険です。

送迎車を運転する方も周りの車を安易に信じないで、
とにかく安全運転を心がけましょう。
車の後ろに車列が出来るようならば、早めに譲って事故を未然に防ぐ努力も忘れずに。
※降雪が続けば雪山が出来て、そんなことは出来なくなりますが・・・

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