小学校や幼稚園・保育園、障碍者施設などでは不審者の侵入が問題となっています。
つい先日には東京都で福祉施設に不審者が侵入しました。
福祉施設にも不審者が侵入するのでしょうか?
広義の意味での不審者は来ます!
明確に直接的な危害を加えようとする不審者には会ったことがありませんが、残念ながら害意を持った不審者は普通にやってきます。
不審者の種類
危害を加えようとする人
無差別に危害を加えようとする人は自分よりも弱い人間を狙います。
残念ながら福祉施設には弱い人間(体力が衰えた人間)が多いのでターゲットになってしまいます。
一般的な施設ではこのパターンに対応する訓練を年1回は行っていますので、対応可能です。
しかし、ブラック施設では訓練どころか対応のマニュアルさえも無いのでご注意ください。
ご利用者様の家族としては利用前に対応を聞いてみましょう。
・「対応方法を説明してくれる」
・「職員以外には教えることが出来ないと即答される」
上記の回答ならまず大丈夫でしょう。
口ごもったり、知らなかったらその程度のレベルの施設と言うことで総合的にご利用の可否をお決めください。
ご利用者のご家族
厄介なパターンとしてはご利用者様のご家族が不審者というパターンです。
・ご利用者様にネグレスト(虐待・介護放棄)を行った家族
・カネも労力も出さないけど施設は可哀そうだから家に連れて帰ろうとする家族
・主介護者(主に介護する人)と不仲で無理矢理連れ出そうとする家族
上記に上げたのは一例ですが、なまじ本当の家族だけに対応が難しいです。
また、事前に情報がないと職員も気付かずに突破される恐れがあるので要注意です。
悪徳業者・悪徳宗教
悪徳業者・悪徳宗教は地味に多いです。
お金を持っている高齢者に親身に接しつつ大金をせしめる。
家族となかなか会えない田舎ではよくあります。
家族が気が付いた時には財産がすっからかんか借金まみれという恐ろしさ。
家族・知人のふりをして情報・重要書類を狙いにやってきます。
ただし、こちらは認知症の高齢者になれた職員ならまず胡散臭さに気付けること多し。
行政も警戒しているので、情報の提供も迅速です。
これは想像ですが、むこうもプロなので揉めることのデメリットの大きさ(警察等の介入)からか引き際が鮮やかです。
本当に痕跡が消えます。
まとめ
介護施設の不審者は色々なパターンがあります。
普通の施設ならば研修・マニュアル等で訓練しているので対応自体は可能です。
一番可能性が高い、不審者家族には本当に要注意!ご利用者様が誘拐?されます。
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