9月7日(火)
老人ホームの元施設長が、認知症ご利用者様の預金盗んで逮捕
普通に犯罪者ですね。
しかも預金を引き出すというバレバレな方法。
ですが、「この犯罪者が預金を引き出した」ということ。
監視カメラの無い、ATMや銀行なんて今どき無いでしょう。
これは正直言って現場からすると、ある意味助かったとも言えます。
なぜならば、「現金が無くなった騒動」が一番面倒だから
・本当に現金が無くなったのか?、いつ無くなったかの、ご利用者様自身の証言の信頼性が無い。
・家族も把握していない
・身近に接する介護職が現金の場所を知っている場合が多い
・介護職は所得が多いとは言えないので怪しまれる(実話)
・ギャンブルをやっている人間が多いの怪しまれる(なんとなく)
自宅や入所施設の自室には監視カメラがほぼありません(ごく稀にバリバリIT革命のお宅あり)
となると完全に無罪を証明出来ないんですよね・・・
対策としては
・現金、財布、預金通帳に触った際は報告し、記録に残す
触る必要あるの?と思われるかもしれませんが、ご利用者様が場所を気にしたり、お金を配ったりなど触る機会を減らすことが難しい場合があります。
・入所施設には持ち込ませない
そもそも無ければ安心なのですが、認知症によりお金に執着を持ってしまう方は少なからずいらっしゃるので不安を与える原因ともなってしまいます。
・監視カメラ設置
これが今の一番のトレンドですね。コンビニや外食チェーンでも職員の動きを監視することによって、職員が犯罪に走ることを防ぎます。ご利用者様のプライバシーが問題になりますが、IoTの活用ということで、見守り機能をメインにして了解を得ています。
まとめ
警察の仕事は疑うことですので、疑われても気にしないようにしましょう。
直接、警察が職員に確認することは滅多にありません。
ただし、情報の後出しは厳禁。
当たり前ですが、日頃の報告・連絡・相談が大事です。
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