7月1日(月)
養子や家を継いでくれと言われることは、
よくあります。
親身になって生活を手伝ってくれる。
アイコンタクトや阿吽の呼吸で自分のことを分かってくれる。
そうなると当然、親しみを感じるのでしょう。
他の親族と疎遠だったり、
天涯孤独な場合もあるので一層頼もしく思うとそうなるのかもしれません。
大半は冗談ですが、
稀にケアマネにまで話を伝わることもあります。
そうなると、ご利用者様を傷つけないように協議を行いますね。
元から親族ならば話は別ですが、
サービス提供元の法人職員が養子になることはまずありません。
以下にその理由を上げていきます。
介護保険サービスはビジネス
介護保険サービスは慈善事業ではありません。
利用料を受け取ってサービスを提供するビジネスです。
優しさだろうとそのビジネスを利用して財産を手に入れる行為は許されません。
役所やケアマネからの信頼を失う
法人の関係者が養子になったことが公になれば、
非営利団体の社会福祉法人等ではお役所から問い合わせが来るでしょう。
ケアマネからもリスクが高すぎてご利用者様の紹介が非常に困難となります。
ご利用者様やご家族に疑念を抱かせる
利用中のご利用者様やご家族様も、
「もしかして財産目当てに優しいのでは?」
と疑心暗鬼になって正常な信頼関係が築けなくなります。
まとめ
ご利用者様の心に漬け込む人は大嫌いです。
正義感も当然ありますが、
犯罪者や宗教団体が絡んで来ると対応が非常に!非常に!面倒。
普通の仕事に専念させて下さい・・・
コメント