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3月10日に兵庫県の介護関連の感染者が確認されています。

新型コロナ発生施設

兵庫県西宮市

※初掲載時は大阪府西宮市としておりました。正しくは兵庫県です。申し訳ありません)

兵庫県西宮市HPより( https://www.nishi.or.jp/index.html
介護士1名

症状

3月5日 出勤: 介護施設へ出勤
3月6日 休み:発熱38度台及び全身倦怠感、関節筋肉痛、下痢等 A医療機関受診
3月7日 出勤:36度台に解熱、その他症状消失 出勤
3月8日 休み:38度台の発熱
3月9日 休み:引き続き38度台の発熱の他、咳、吐き気、頭痛、全身倦怠感が出現
       B医療機関へ救急搬送で受診 CT検査ですりガラス陰影 検体採取
3月10日 休み:PCR検査陽性確定 感染症指定医療機関に入院

解説

問題外の対応です。

3月6日に38度台の発熱で受診したということは、インフルエンザの検査をしたと考えられます。
そして何故か3月7日症状が改善したからと出勤しています。

厚労省は解熱後24時間経過するまでは出勤停止を求めています。
まずはこれに従わない行動でした。

2月24日に厚生労働省より社会福祉施設への具体的対応が出ました。

そして私が経験した施設ではインフルエンザ流行時期の高熱の場合は、
インフルエンザを疑います。そのため発熱当日はインフルエンザ検査が不正確に出ることが多いので発熱翌日もインフルエンザの検査をしてから出勤していました。

新型コロナウイルスばかりではなく、インフルエンザの対応としても疑問が残ります。

もちろんこの職員が正確に症状を正確に報告したかは分かりませんが、
法人・施設・職員共に責任を感じる必要があるでしょう。

兵庫県尼崎市

兵庫県尼崎市HPより( https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/
・介護士(デイケアで勤務)1名
・ご利用者様1名

介護士症状

2月29日 出勤: 発熱(37.2℃。以降 37℃台の微熱が続く。)
3月1日  休み
3月2日  休み:尼崎市内A医療機関を受診。インフルエンザ検査陰性
3月4日  午前勤務:発熱(38℃台)。尼崎市内B医療機関を受診。インフルエンザ検査陰性
3月7日  休み:発熱(37.5~38℃)と吐き気、尼崎市内A医療機関を再度受診。
3月9日   休み:症状が改善しないため、尼崎市帰国者・接触者相談センターに連絡、
        帰国者接 触者外来を受診し、検体を採取。
3月10日  休み:PCR検査陽性確定。 尼崎市内感染症指定医療機関に入院。容体は安定。

解説

微熱が続いたことでインフルエンザを疑い検査を受け、症状悪化後の相談センターへの連絡も
スムーズだったようです。

発熱を37.5℃以上で区切っているので、それ以下の発熱で休むことは難しいでしょう。
医療機関への受診も迅速に行われ、出来る限りのことは尽くした対応だと思います。

勤務するデイケア施設のご利用者様にも感染者が出ていますが、感染ルートは不明であり
全く関係のない第3者からの感染かもしれません。
施設にも職員にも責任は無いと考えられます。

まとめ

非常に残念な対応が出てしまいました。

もちろん介護職が非常に休みを取りにくいことは分かっています。
それでも感染させたら高齢者の1割以上の方が亡くなる可能性を知りながら勤務することを、
許せる人は少ないでしょう。

施設や職員のモラルある行動を願うばかりです。

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